LAUTENKONZERTE
 (リュート協奏曲)

(99/12/10)


収録作品
  1.Johann Friedrich Fasch (1688-1758)
    Concerto en re mineur pour luth, 2violons, alto et b.c.
   ファッシュ/リュート,2つのヴァイオリン,ヴィオラと通奏低音のための協奏曲 ニ短調

  2. Franz Joseph Haydn (1732-1809)
    Cssation en ut majeur pour luth obrige, violon, et violoncelle Hob.3:6
   ハイドン/リュート,ヴァイオリン,チェロのためのカッサシオン ハ長調

  3. Carl Kohaut (1726-1784)
    Concerto en fa majeur pour luth, 2violons et violoncelle
   コハウト/リュート,2つのヴァイオリン,チェロのための協奏曲 ヘ長調

  4. Bernhard Joachim Hagen (c.1720-1787)
    Concerto en la majeur pour luth, 2violons, alto et violoncelle
    ハーゲン/リュート,2つのヴァイオリン,チェロのための協奏曲 イ長調

演奏者
  Hopkinson Smith (Luth baroque 13 choeurs.)
  Chiala Banchini (Violon 1)
  David Plantier (Violon 2)
  David Courvoisier (alt)
  Roel Dieltiens (Violoncelle piccolo)

  CD : AUVIDIS E8641 (France)


 珍しいリュート協奏曲ばかり集めたCDです。協奏曲といっても各パート一人で演奏していますので,実質は室内楽ですね。ファッシュだけがバッハと同時代のバロックで,他の3人は古典派といって差し支えないでしょう。「古典派には手を出さない」などと自己紹介に書いてしまった手前,このようなCDをご紹介すると「ウソつき!」と罵られそうですが,物珍しさ(怖い物見たさ)でつい買ってしまいました。

 この中で,コハウトの協奏曲がテンポよくきびきびしていて,シンプルながらなかなかよい作品です。この人はウィーンで活躍した人のようで,このCDに納められている曲をはじめとしてリュート協奏曲を12曲も書いているそうです。ハイドンのカッサシオンも同様に楽しい演奏です。音楽の質としてはやはりこれが一番上でしょうか。ハーゲンの作品は実に優雅な作品ですが,こういう曲になるとスミスさんの演奏はちょっとネチっこくて,私はあまり好きになれません。ファッシュも同様の印象です。もう少しさらっと弾いてくれた方がありがたいのですが。(ヴァイオリンのバンキーニさんもかなりネチっこい演奏をしています。)

 ハイドンの作品は結構有名なのか,他に数種類録音があります。コハウトの曲は,昔ジュリアン=ブリームが録音していました。ファッシュとハーゲンの曲は初録音ではないでしょうか?できれば佐藤豊彦さんあたりもこんなCDを出してくれないかな〜と,ないものねだりをするのでした。


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