Obrecht : Missa Caput・Salve Regina
 (オブレヒト : ミサ=カプト・サルヴェ=レジナ)

(99/11/12)


収録作品
  1. Salve Regina (4 voices)
  2. Venit ad Petrum (Mode 8)
  3. Missa Caput
  4. Salve Regina (6 voices)

   毎度ですが,,日本語の曲名は書けません(ラテン語はサッパリです)。
   "Caput"は「頭」の意味です。

演奏者
  Oxford Camerata/Jeremy Summerly (Cond.)

  CD : NAXOS 8.553210


 ナクソスです。1枚780円(税別)でした。このレーベルはもう御紹介の必要はないでしょう。安価で質の高いタイトルを数多く発売しています。このオックスフォードカメラータもナクソスに10タイトルくらい録音していると思いますが,その中でこのオブレヒトのミサは私が一番気に入っている一枚です。
 ヤコブ=オブレヒト(1457/8〜1505)はジョスカン=デ=プレと同時代のフランドル出身の音楽家です。ジョスカンのがっちりして押しの強い音楽とは少し違って,オブレヒトの作品はもっと柔らかくほの暗い,静謐な感じがします。この "Missa Caput" は演奏時間45分ほどで,ミサとしてはやや大きな作品です(通常は30分くらいでしょう)。
 オックスフォードカメラータの声の質はこういった曲にとても良く合いますね。柔らかくしなやかです。タリススコラーズはもっと固い発声ですので,もし彼らが同じ曲を歌ったとすると,かなり違った表現になると思います。もし両方の演奏があったとしても,私は多分オックスフォードカメラータの方を選ぶと思います。

 オブレヒトの作品は録音が非常に少ないので残念です。他には,タリススコラーズが "Missa Maria Zard" という作品を録音していますが,これが演奏時間70分というブルックナー並(笑)の大曲!美しい曲ですが,ちょっと勘弁して。


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