Johan Helmich Roman(1694-1758) Trio Sonatas
ロマン:トリオソナタ集

(01/6/15)


収録作品
  トリオソナタ ロ短調 BeRI 106
  トリオソナタ ヘ短調 BeRI 120
  トリオソナタ ホ短調 BeRI 115
  トリオソナタ ニ長調 BeRI 111
  トリオソナタ イ長調 BeRI 107
  トリオソナタ イ短調 BeRI 114
  トリオソナタ 嬰ヘ短調 BeRI 109
   (以上J.H.ロマン)

演奏者
Trio Sonnerie
  Monica Hugett (Violin)
  Sarah Cunningham (Viola da gamba)
  Gary Cooper (Cembalo, Orgel)

  Kreeta-Maria Kentala (Violin)

CDNo.MUSICA SVECIAE MSCD408(Sweden)


 またまたトリオソナタです。前回紹介しましたルクレールの作品と同じく、ヴァイオリン2本と通奏低音のためにかかれた作品です。
 作曲者、ヨハン=ヘルミヒ=ロマンはスウェーデン出身の音楽家で、父親からヴァイオリンを習得して17歳でストックホルムの宮廷楽団に加わったとのことです。1716年から1721年までロンドンで音楽を学んでいます。ペプシュという人物(乞食オペラの作者?)に師事し、その後ヘンデルの許で働いたりしていたようです。1721年にストックホルムに戻った後は宮廷楽団の副指揮者となり、1727年に主席指揮者に昇任しています。1735年から1737年にかけてイギリス・フランス・イタリア・オーストリア・ドイツを旅行しています。1745年にスウェーデン南部の"Haraldsmala"という所へ移り、そこで1758年に癌で亡くなっています。というようなことが年譜に書いてありました。

 で、このソナタたちですが、どれもみなとても可憐で、思わず「わ!かわいい!」とつぶやいてしまいます。作風はヘンデルに近いかな。軽やかにさらさらっと流れていくそよ風のような風合いは実に心地よいです。(重厚な作品をお好みの方には絶対におすすめしません。)
 ロマンはこのようなトリオソナタを14曲残しているそうです。残りも聴いてみたいですが、続編がリリースされることは多分ないでしょうね。
 彼の作品、このほかにはフルートソナタやオーケストラ作品のCDもあるようですので、折を見て探してみます。


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