バッハのお弟子さん〜クレープス(Johann Ludwig Krebs 1713-1780)


 チューリンゲン地方のブッテルシュテット(Buttelstedt)に生まれた。父親トビアス(Johann Tobias Krebs 1690-1762)もオルガニストで,ワイマールでバッハとヴァルターに学んでいる。また,バッハの曲を多数筆写している。ルートヴィヒは父親から音楽を仕込まれた後,1726年から1735年までライプツィヒでバッハに師事している。バッハのマタイ受難曲やカンタータの演奏,それにコレギウム=ムジクムでの演奏にも多数参加したようだ。ライプツィヒ大学を卒業後,1737年にツヴィカウ(Zwickau)のマリア教会のオルガニストに就任。1744年にツァイツ(Zeitz)のお城の教会に移る。バッハの死後,後任のトマス教会カントルに応募するが,これには選ばれなかった。1756年にアルテンブルク(Altenburg)のお城の教会オルガニストとなり,没するまで務めた。オルガンのための作品を多数残している。また,鍵盤のほかにヴァイオリンとリュートを演奏することができたようだ。
 バッハの技法を受け継ぐ傍ら,当時の「ギャラント」なスタイルの作品も残している。

 残された作品が多いのと,まとまった楽譜が出版されていることもあって,バッハの弟子のなかでは一番たくさんの録音があります(といっても知れたものですが)。なお,バッハの作品として整理されていた「8つの小前奏曲とフーガ」(BWV553〜560)は,ルートヴィヒあるいはその父親トビアスの作品と今日では考えられています。


我が家にあるクレープス作品が収録されたCD

1. オルガン作品

2. オルガンと旋律楽器のための作品

3. クラヴィア作品・室内楽作品


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